2015-06-11 第189回国会 参議院 経済産業委員会 第16号
○参考人(金本良嗣君) 既に御承知おきとは思いますが、本年四月に理事会で決定いたしまして、経済産業大臣の認可を受けました送配電等業務指針におきまして、一般電気事業者の系統運用において、人身の安全、設備の保全、電力系統の安定性等を確保して、電力品質を維持するために、電力系統の利用者に対して電力設備の運転や停止などの指示を出すことができると定めております。
○参考人(金本良嗣君) 既に御承知おきとは思いますが、本年四月に理事会で決定いたしまして、経済産業大臣の認可を受けました送配電等業務指針におきまして、一般電気事業者の系統運用において、人身の安全、設備の保全、電力系統の安定性等を確保して、電力品質を維持するために、電力系統の利用者に対して電力設備の運転や停止などの指示を出すことができると定めております。
こうした体制の下では、長期的な観点に立って電力需要に見合った発電設備また送配電設備を形成することができて、電力品質の維持、災害時の早期復旧など安定供給を可能にしてきたと、こういう体制が安定供給に資する役割を果たしてきたというふうに言われております。
一瞬の電力品質の低下により、予期せぬ多額のロスが生じることもあり得るということにつきまして、事例として申し上げておきたいと思います。 次は、電力料金の抑制についてです。 料金の自由化が確実に価格の低下へと誘導していけるのか否か、この点をまずは明確にしていただきたいというふうに思います。 諸外国の事例を見ますと、自由化の促進が料金低下につながるということを明確に示す事例はございません。
電気事業連合会から、再生可能エネルギー導入の課題ということでヒアリングを行った、その資料によりますと、例えば、再生可能エネルギー、特に太陽光ですとか風力発電、こうした発電出力が気象状況に非常に左右されたり、あるいは時間帯であったり季節によっても大きく変動するような電力というのは、電力品質、これは電圧ですとか周波数、これを維持するのが非常に難しいというふうに伺いました。
そこでまず、電力品質、特に周波数などに大きく影響すると考えておりますけれども、また、高い電力品質を要求する産業機械への、工業への影響も含めて御回答いただきたいのと、さらに、時間が余りございませんので、太陽光を大量に導入した場合、このフラクチュエーション、揺らぎによって、負荷追従、先ほど申し上げましたが、火力発電所の増設、そういった必要性、どのように経済産業省としてお考えであるか、お聞かせいただきたいと
それがために、この風力発電がその風の状況に応じて不規則に変動するままで導入をされるということになりますと、当然のことながら、周波数などの変動あるいは全体の電力品質ということについて大変な影響が出てくるわけでございます。このために、一部の電力会社においては、自分の系統に連系するものの量を一定程度制約する、こういうような状況にあるのは事実でございます。
具体的には、周波数などの電力品質維持の観点から、風力発電の系統連系量に制限を加えている電力会社におきまして、風力発電の周波数への悪影響が大きくなる低需要の時期、時間帯に限って風力発電を系統から切り離すという条件で風力発電の系統連系を認めるというものでございまして、制限が加えられている風力発電の常時連系可能量を超えて追加的な風力発電導入量を確保できるアイデアとして出てきたものでございます。